Island Instruments
涼やかに、透明に鳴り響く音。
カナダ第二の都市と言われる、ケベック州はモントリオール。世界的に有名なジャズフェスティバルでご存知の方も多いでしょう。大きな都市とはいえど広大な流れを湛えるセントローレンス川に挟まれ6月にはビルの明かりにカゲロウが飛び交い、9月には街路樹のメイプルの木でリスが冬支度をするため忙しなく行ったり来たり、、、
そんな自然豊かな街でIsland InstrumentsのオーナーでありマスタールシアーのNiclas Delisle(以下Nic)は1人で楽器を作っています。
自然が豊かで国旗にはメイプルの葉が象徴される国であるカナダ。Nicは環境に配慮した持続可能な楽器作りを目指しており、使用する木材は可能な限り北米で伐採されたもの、あるいは古い建材から再生可能なものや自然環境下でサルベージされたトーンウッドを選択してIsland Instrumentsの楽器は構築されています。さらに、どんどん製造業が北米を離れる中でハードウェアもできる限りドメスティックに製造されたものを用いるということ、塗装もフレンチポリッシュやナチュラルオイルを手で塗るという徹底した理念を持ちそれぞれの機種は設計、製作が行われています。
また、Nicが工房を構えるのはモントリオールのマイルエンドと呼ばれる地区。ビル内の広い部屋の中で自身の工房を持ち、10人ほどのルシアーたちからなる「Mile-end Guitar Coop」という集団に所属しています。
「Mile-end Guitar Coop」のルシアーの多くはアコースティック/クラシックギターを製作しています。多くの才能豊かなルシアーたちとスペース・知識をシェアし、時にはコラボレーションも行い日々新しいアイデアを生んでいるため、彼の作るエレクトリックギターにも息づくアコースティカルなオープンで豊かなサウンドを感じ取ることが出来るかと思います。
さて、ラインナップをご覧いただくと小ぶりで可愛らしい楽器だなという印象を受けると思います。
しかしながらIsland Instrumentsが作る楽器に共通している最大の特徴は、その音が図太く鳴っているにも関わらず
どこまでも涼やかに透明に響くということ。この一見相反する要素は、上記でも記述したアコースティカルでオープンかつ豊かなサウンドで歌に寄り添うことから、洗練され時には感情が爆発したようなフレーズを聴かせるソロ・アルペジオまでも可能にしており、彼の顧客にギターを聴かせるミュージシャンが多いのも頷けます。
厳選され十分にシーズニングされた木材と、場合によっては設計からハードウェアを自ら製作することで一切の妥協なく1つ1つの個体と向き合いながら製作された楽器のみが持ち得るトーンを是非体験頂きたく思います。
お客様一人一人のご希望に沿ったオンリーワンの楽器を手にして頂きたいため基本的にはオーダーメイドでの受注となります。
一部モデルは順次デモ機をご用意してますので試奏をご希望の方、ご購入を検討されている方はお気軽にご連絡ください。
下記に列挙したモデル以外にも多数ラインナップがあり、エレキウクレレやパーラーサイズのアコースティックもあります。
それぞれのモデルについては下記画像をクリックすると詳細ページに移動します。是非ご覧ください。
Island Instruments HP↓