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Heather Brown Electronicals
ペダルの母、母のペダル
ニュージャージー州プリンストン。北にはマンハッタン、南にはフィラデルフィアと世界的大都市に挟まれながらも自然豊かな街で、2児の母でもあるHeatherがペダルビルダーとしてのキャリアを歩むのは至極当然のことでした。
彼女はペダルフリーク、いやギタリストベーシストであれば誰もが知る大御所マイクマシューズやガレージブランドの草分け的存在であるロバートキーリーの下で働きペダルビルドの技術を身につけました。
最初は友達のために。友達が友達を呼びさらにペダルを作る・・・。
そのようにして彼女が設計から発送までを行うHeather Brown Electronicalsは今日に至っております。
現在通常ラインナップをしているのは比較的ライトゲインなOver Drive「The Blessed Mother」。
個人的には当店で最もビルダーの性質という意味での「顔」が見えるペダルだと感じました。
ゲルマニウムダイオードを使用した時に感じる独特の粉っぽく散る優しく広がるサウンドは、母の慈愛を想起させながらしっかりと原音の芯の強さは損なわせないようにコントロールできます。決して派手な効果のペダルではありませんが、多くのプレイヤーの力となるはずです。
現在はこちらの1機種のみがラインナップされています。
しかしながら彼女の作るペダルは注目が注目を呼び、北米を中心にすでに名を知られた存在となっており、2021年にはReverbが公開を行なったドキュメンタリーThe Pedal Movieにもフィーチャーされました。
確かなキャリアを持つ新進気鋭のペダルメーカーが送り出す愛に満ちたペダルをどうぞよろしくお願いいたします。
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